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思ったこと、いろいろ

尿膜管遺残症 part2

前回の続き。

 

MRIの結果を持って同じ病院に行ったところ、正式に尿膜管遺残症と診断されました。

「紹介状を出しますから次からは大学病院に行ってください」

とのこと。マジ?と思いつつ膿は止まらないので、翌日大学病院に電話。

コールセンターがなかなか繋がらないのにイラつきながらやっとつながったと思ったら

「予約取れるのは一番早くて4/4以降ですね〜」

この時3/15だったのでほぼ1ヶ月先。

4月から職場変わるし、予定もまだわからないんですけど…と思いつつしょうがないのでおそらくいけるだろうという時間設定で予約。

 

結局、抗生剤と痛み止めを1週間分飲み切ってもまだ膿は止まらない。止まらないけど膿の量も減って、落ち着いては来たしまぁ飲み切りでいいか。病院まで待つしかない。*1

 

ここで尿膜管遺残について。尿膜管ってのは胎内にいるころへその緒と膀胱とかが結ばれていた間の管の事で、へその緒を切った後成長とともに閉じていくものらしい。これが閉じずに残った状態のことを尿膜管遺残というらしい。尿膜管遺残自体はそれほど珍しいケースではないらしい。ただその何にも使われていないそのスペースで感染症などにかかるってしまうと今回のケースみたいに膿がでたりするらしい。*2

 

3・4日後、膿が止まらないどころかへそに腫瘍みたいなのができ、腹部に圧迫感、腰にも痛みを感じるようになりじっとしていても辛い状況に。

 

これは流石に4月まで待てない、と思ったので東京にある別の病院にかかることに。幸いその病院はすぐに予約が取れた。

翌日、歩くのもしんどいのに雨かよ、そんなことを思いながら東京の病院へ。

 

スムーズに診察に入り、じゃあ診てみましょう、と言われるがまま仰向けに。

 

膿が溜まっちゃってますね、と言われるとすぐに排膿処置に。いや、正確には何をするとも言われず始まったのだが。何がおこなわれているのかは見れない(仰向けだし当然だ)ので、どういうことをされていたのか分からないが、これが死ぬかと思うほど痛かった。麻酔もしていないので(多分この程度ではしないものなのだろうが)刃物で直接刺されるような痛みが続く。実際に刺されたことはないので想像でしかないが、本当に痛い。そして生理食塩水で洗浄。これも沁みる。説明少なにいきなり始められたので恐怖感と痛みに耐えながら、何とか処置が完了。

その後、改めてCTを取りどんな状態になっていたかを図で示しながら説明してくれた。ざっくりいうと、膿の出口の穴が小さく、溜まってしまっていること、感染のリスクがあるので炎症が完全に収まらないと手術は出来ないとのことだった。

なるほど、分かりやすい、けどそれ処置の前に言ってくれ。と思いつつ、排膿したおかげか圧迫感や腰の痛みはなくなりだいぶ楽になったことに安堵。それでも腫瘍が残っているのでへそ周りは痛かったが。

 

「膿を外に出すためにへそにストローのような管を入れてます」

は?いまそんな面白人間状態なのかよ??ウケる。

 

1週間後にまた来てくださいと、抗生剤と痛み止めを処方され帰宅。

 

これで一段落・・・とはいかなかった

*1:ここで薬を飲み続けるべきかを自分で判断したのがミスだったかもしれない

*2:人体の欠陥だ