今シーズン最初で最後のハーフマラソン鴻巣パンジーマラソンに参加してきました。
完走した感想やコースレポート等をだらだらと書いていきます。
前置き
昨年の4月から(一応)本格的にランニングをし始めました。*1ただし、計画立てて練習し始めたのは9月半ばからです。それ以前の準備期間*2があるとはいえ、約半年の成果と捉えて見てください。
リザルト
記録 1:17:11(ネットタイム) PB
まぁPBといってもハーフの出走自体が2回目なのであたりまえですが…
Garminの自動ラップとペース推移はこんな感じでした。
コースレポート
高低差はほとんど感じませんでした。非常にフラットなコースです。記録が狙いやすいコースではないでしょうか。そう、記録が出るコースだと思います。風がなければ。春の嵐なんて言葉の通り、風が吹く日がある季節です。ただし、この日の風はハンパなかったです。マジで嵐でした。途中で走るのやめようかとも思いました。予報では風速10mと出てましたし、実際平均風速7mほどだったという情報も後で聞きました。
こんな感じで風が吹いていました。ほとんどの区間で向かい風か横風という感じでした。向かい風は進まない、横風では体ごと持ってかれる感覚でした。*3あとは事前情報通り、14キロ~17キロあたりで差し掛かる新幹線の高架下の区間はがキツかったです。まぁコース後半で諸に向かい風を受ける訳ですからそりゃしんどいです。ここを我慢できるといい記録に繋がるのではないでしょうか。
レースプラン
今回、タイムとしては80分切りは最低ライン、77分台を出せればと思っていました。ここ2、3ヵ月の間に出した5000mと10kmのタイムから算出したVDOTから見るとかなり現実的な、安全策な目標でした。基本的には3'40~3'45のイーブンペースで刻んでいって、後半余裕があればしっかり上げる、というレースプランでした。
まぁ全部風にぶち壊されたんですけどね
結果だけ見れば、目標は達成できましたが、先ほどのラップの通り、イーブンペース(笑)でした。ぜんぶ風のせいだ。(JR SKI SKI)
あと、前回のハーフではゼリーで補給は一度とりましたが、給水を一度も取らず、最後にバテバテになってしまったので、暑くなくてもしっかり給水をとると決めていました。あとは補給を2種類,マグオンとアミノバイタル(アミノショット)用意しておき、補給は給水地点で(11.2キロ、15.4キロ)とると決めていました。
強風予報だったのでゴミ袋ポンチョを作っておきました。
意図しないペース変動がひどい
完走した感想とか
スタート~4キロ通過
スタートラインは競技場内バックストレートの真ん中あたり。事前の申告タイムでブロック分けされており、76分(たしか)で出したため一番前のAブロックでした。競技場出るまでは少し詰まりましたが、殆どロスのない出だし。最初の1キロは3'30〜35ぐらいで入って良さげな集団を探そうと考えていた通りにいい感じの集団を発見。7、8人ぐらいの第2集団を形成。第1集団は3'20を切るペースで5、6人。あれにはついていけないなと思い3'40前後でいけそうな第2集団の一番後ろにつき、風よけさせてもらって楽にいこうと考えました。ただ正直そこまで人が多い集団ではなかったでいまいち効果はなかったかもですが…
4キロ通過~給水地点①(6.6キロ)
4キロ通過時のラップを見て落ちてきていたので、集団から自分を含めて5人ほどが前に出始めました。が、追い風もあり5キロからの1kmのラップが3'25まで上がって、6キロ過ぎで集団はばらけ、自分は離されてしまいました。まずいと思いつつも無理してついていかなくてもいいかと判断しました。6.6キロ地点でゴミ袋を脱ぎ捨てつつ給水。(めっちゃこぼしたけど)
7キロ~10キロ通過
そこから7キロ〜10キロが死ぬほどしんどかったです。この区間は田んぼの間のコースで遮るものが何もなく、風の影響受けまくり。加えて、集団がバラけてしまっていたので、風よけも使えず、8〜9.5キロあたりは走るのをやめたらどんなに楽かと何度も足を止めることが頭によぎりました。
給水地点②(11.2キロ)~16.5キロ通過
11キロ地点手前では予定通り補給(マグオン)をとったのですが、思いのほかねっとりしていて飲みづらかったです。(給水で流し込めた)*4若干バテてきたのもあり2、3人に抜かされ先行されてしまいました。
給水地点を抜けて角を曲がると再び横風をくらう形に。前との差は開かないものの数十メートル、例の高架下でこのまま1人だと風を諸にくらってしまうと思い、13キロを通過したあたりからペースを上げて、数十メートル先に見えていた2人に何とか14キロ過ぎで追いつきました。これが功を奏し、高架下の向かい風は風除けを使わせてもらいながら気持ち楽に走れました。*515キロ手前で再び補給(アミノショット)をとったけど、思いのほかゼリー感があり(塊がある感じで)これまた飲みづらかったです。*616キロ過ぎで流石に申し訳ないと思い、前に出て風を受けて走ることに。*7
17キロ通過~ゴール
そんなこんなで高架下の鬼向かい風区間を抜け、この後は向かい風になることはないと思うと、一期に気持ちが楽になりました。実際、17キロ通過後のラップが3'30を切るほどにペースが爆上がり。しかも17キロからの直線区間の途中にいたカメラマンにピースするほど余裕でした。
そこからは淡々と3'30前後のペースで刻んでいけました。*8また、このあたりから競技場に近づくにつれ沿道の人が増えていき、元気をもらえたのも大きかったです。20キロ通過後からもなんとかペースを上げ、競技場の入り口から200mほどをきっちりスパートかけゴール。
まとめと来シーズンの目標
あまりいいと言えないコンディションの中、今の実力に見合ったタイムが出せたので個人的には満足。しばらくレースはない予定なので、若干故障気味の右足をしっかり治すべく練習量は落とそうと思っています。
それから来シーズンはフルマラソン童貞を卒業しようと思います。思い立ってから5年越しとなってしまいましたが…あとは、トラックの記録会にも参加していきます。なんとかトラックでも5000m17分切りをし高校時代の自分を越えたいです。
いずれにせよ春から秋にかけてスピード練習をしていこうと思います。というのも、今の5000mの自己ベストから得られるVDOT上の予想タイムは
・フル 2:40:42
・ハーフ 1:16:50(1:17:10)
・10km 34:46(34:47)
・5km 16:46(16:46)*9
・3000m 9:40(9:46)
・1500m 4:28(4:42)
()内はTTを含む自己ベストでいずれも12月~3月の間に記録したもの
となっており、明らかに1500mのタイムが遅いです。1500mのレースに出るかはさておき、5000mの記録を伸ばすにもスピードを磨いていくことが必要だと思っています。
筋トレ、しないとなぁ…